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栗花落カナヲ(つゆりかなお)
鬼殺隊の女剣士である栗花落カナヲは、炭治郎と同期であり、蟲柱である胡蝶しのぶの養女になっている。彼女は16歳であり、優れた才能を持っていることから、しのぶに「継子」として認められている。彼女は胡蝶カナエと同じ「花の呼吸」の剣士であり、しのぶよりも体格や力があり、戦闘スタイルも異なる。
カナヲは非常に優れた視力を持っており、特に反応速度や動体視力が際立っている。彼女の潜在能力はしのぶをも上回る可能性があると言われている。任務では優秀な成績を残しているが、日常生活ではぼんやりとしており、表情も乏しい。彼女はあらゆることに対して「どうでもいいから何も決められない」という虚無感を抱えており、指示を受けたこと以外の行動はコイントスで決めていた。しかし、炭治郎と出会ったことで心境が変化し、自分で行動を決めるようになり、成長している。
カナヲは幼少期に実の親から虐待を受け、感情を失ってしまった。その後、親に売られ、人買いに捕まっていたところを胡蝶姉妹に保護され、引き取られた。彼女はカナエによって「カナヲ」と名づけられたが、過去の経験から自己主張することができなくなってしまったため、カナエから銅貨を贈られた。
カナヲは態度が出にくい性格だったが、カナエとしのぶを肉親のように慕っており、彼女たちに対しては心からの信頼を寄せていた。また、彼女は家族を殺されたアオイやきよたちや、優しくしてくれた隊士たち、しのぶの養子たちを殺した鬼への怒りの感情を持っており、最終選別にもしのぶたちに無断で参加していた。
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